Cookpad TechConf 2019 のこと
イベント
メモ
クックパッドが目指す、これからのデザインとプロダクトのあり方
- BTCモデル
- Business、Technology、Creativeはつなぐものではなく重なり合っているのでは
- Figma
- 全員でデザインを作り上げる時代
生鮮ECクックパッドマート - サービスの立ち上げから拡大に向けて
- Google venture の Design sprintの手法を利用
- 2〜5日といった短期間でチームでソリューションを検証
- 難しい課題ほど向いている
- ストーリーボードをつくりプロダクト体験全体を検証
料理の学習体験をデザインする
- 多くの人が求めていることは「手元にあるものでぱぱっと」であるとわかった
- 発想力
- 必要十分のレベルを定義(五法の表)
- 料理を素材、味付け、調理法に分解すると発展する
- 具現化力
- 切る、下ごしらえといった工程は共通している
- ひとつひとつは小さく覚えやすい
- 上記の仮説をカードをつくって検証した
新規サービス開発を加速させる技術とデザイン
- Figmaが便利。Sketch, abstract, zeplin, …から乗り換え
- LottieでJSONからアニメーションを実現
- エンジニアの負担をふやすことなく、デザイナー側で実装まで完結できる
- デザインデータのReactcomponent化
- Doczを利用してコンポーネント仕様書を作成
Challenges for Global Service from a Perspective of SRE 2nd season
- 71カ国、26言語での展開
- 9400万人の月間ユーザー
- 日本のサービスとグローバルサービスは別
- 開発拠点はUKのブリストル。100名程度のエンジニア
- Conway’s law
- Partial release in production → Feature toggle
レシピを解析する!Machine Readable Recipe(MRR: 機械可読なレシピ)の開発
Re:silience から始めるカオスエンジニアリング生活
- envoyを使って Fault Injection testingを実施
- Known Unknownsを潰していく取り組みからはじめている
基調講演
- 「毎日の料理を楽しみにする」
- からだは食べたものでできている
- 頭でわかっていても、実感している人は少ない
- 妊娠、子育てを通じて食べ物への意識を向けざるを得なくなる
- 世界で健康な人を増やす
- 食卓をうむことで豊かな時間をすごす
- 食の工業化による環境問題への対抗
- 地産地消の促進
- よりよい社会をつくっていくこと
- 食と料理にまつわる社会課題マップ
- 料理を楽しみにする
- 楽しいことは自発的に継続されていく
- 「毎日の」の意味
- 必要にせまられて仕方なくやっている人が多い
- 問い:料理を楽しみにするものは何か?
- よい食材が手に入ると楽しみになる(Komerco, Cookpad mart)
- スキルが身につくと楽しみになる(TV、たべドリ、Do(教室))
- Cookpadの取り組みに反してゴールは年々遠ざかっていっている
参加してみて
- どのサービスにおいても仮説・検証マインドが根付いている。
- 問題の設定がうまい。ので、解決に注力できるんだろうなと。自分のとこだと問題がモヤモヤしていて時間は過ぎるわ不安感は残るわという場面多い気がする…
- 実際のところはわからないけど、自分の仕事と会社のミッション、社会課題がリンクして実感できていそうでシンプルにいーなー。
- 懇親会すごい豪華。ごちそうさまでした。
- iOSエンジニアの方、ユーザ系のSIでデータ分析されている方などから苦労話、前向きな話を聞けて学びが多かった。